ダイエットを行う際、普段の食生活を見直しているという方が多いのではないでしょうか?
色々なアプローチがありますが、その中の1つにスープダイエットと呼ばれるスープを軸にしたものが存在します。
今回、そのスープダイエットとはどういうものなのかを中心に紹介していくので、ダイエットを行う際の参考になれば幸いです。
目次
1.スープダイエットとは
スープダイエットは野菜スープを飲み続けるダイエット方法です。
沢山の野菜を食べられるので、多くの方が実践しています。
メディアでもスープダイエットに関する特集が組まれており、聞いたことがあるという方も多いかもしれません。
2.スープダイエットの方法について
スープダイエットの方法は1週間、決められたメニューを食べていくいうものになっています。
2.1 実際のメニュー
スープダイエット中のメニューは以下の通りです。
・1日目
野菜スープとフルーツのみのメニューとなっています。
・2日目
野菜スープと野菜のみのメニューとなっています。
野菜は豆類とスイートコーン以外なら何でもOKで油を使わなければ調理法も自由です。
・3日目
野菜スープと野菜、フルーツのみのメニューとなっています。その際、じゃがいもやバナナはNGです。
・4日目
野菜スープとバナナ、スキムミルクのみのメニューとなっています。スキムミルクを飲む量は500mlです。
・5日目
野菜スープと肉、トマトのみのメニューとなっています。肉は350~700gまで、トマトは6個までです。
・6日目
野菜スープと牛肉、野菜のみのメニューとなっています。野菜はじゃがいも以外ならOKです。
・7日目
野菜スープと野菜、玄米、フルーツジュースのみのメニューとなっています。
2.2 スープダイエット時の注意点
スープダイエットを行う際、いくつか注意点があるので、それを説明していきます。
注意① リバウンドを起こさないように配慮する
スープダイエットの間、メニューに制限がどうしてもかかってしまいます。
なので、リバウンドする可能性がゼロとは言い切れません。
5日目と6日目の肉を食べる日を有効活用しましょう。
スープダイエット終了後も普段の食事メニューを見直し、肉や野菜等をバランス良く食べることを意識するのが大事です。
注意② 炭水化物の量を減らす
米やパン等は糖質を多く含んでいるので、炭水化物の量を減らしていく必要があります。
ここは多くの方が普段のダイエットの中で実践している部分ではないでしょうか?
注意③ 甘味料を控える
カロリー0の飲料や人工甘味料も含め、甘味料はスープダイエットを行っている期間は摂取しないようにしましょう。
飲み物は水、お茶、ブラックコーヒーといった糖分を含まないものを選択する必要があります。
注意④ アルコールを摂取しない
アルコールは代謝を妨げてしまいます。なので、スープダイエット中はお酒を飲むのはNGです。
3.ダイエットに適した食材について
スープに入れておきたい食材をいくつか紹介します。ダイエット時の食事を摂る上で参考になれば幸いです。
トマト
トマトはリコピンと呼ばれる抗酸化作用のある栄養素を豊富に含まれています。
動脈硬化や高血圧等の生活習慣病対策になるので、スープダイエット中に摂取しておきたい食材の1つです。
その他にもカリウムやビタミンCといった栄養素が含まれているので、むくみ予防や美容にも効果があります。
キャベツ
キャベツは食物繊維やビタミンC、カリウム、カルシウムといった栄養素が豊富に含まれています。
余分な脂肪を排出したり、便秘予防といった効果があるので、健康を維持するのに欠かせないです。
玉ネギ
玉ネギはカリウムが豊富で血行を促進し、むくみや冷え性等を改善する効果を持っています。
煮込んだり、炒めたりすると甘みが増すので、スープを美味しくする食材と言えるでしょう。
セロリ
セロリはスープによく用いられる食材の1つです。
味を整えるだけでなく、カリウムと食物繊維、カロテンといったダイエットや美容に効果のある栄養素が豊富に含まれています。
ちなみに、セロリ独特の香りはアピオイルという成分によるものでリラックス効果があります。
ニンジン
ニンジンはカロテンと食物繊維、カリウムが豊富に含まれている野菜でスープや炒め物等に用いられています。
肌や髪の毛、視力の状態を維持したり、免疫力を上げて病気に負けない体にする効果があります。
4.食生活でチェックしておきたいこと
スープダイエットを終えた後、ダイエットを継続する方も多いと思います。
ここでは、食生活の面でどういった部分をチェックすればいいか紹介します。
4.1 1日の摂取カロリーと消費カロリー
1日の摂取カロリーと消費カロリーをチェックし、食べ過ぎていないかどうか、運動不足になっていないかを把握しておきましょう。
その上で食べる量を調整するのがダイエット成功のカギです。
4.2 糖質の摂取量
糖質は脂質になるため、ある程度制限しておく必要があります。
ですが、全く摂らないといったことを行うと、脳のエネルギーが不足してしまうといった事態になるので、避けましょう。
1日の糖質摂取量は1日の必要摂取カロリーの半分が目安です。
4.3 塩分の摂取量
塩分の過剰摂取は高血圧やむくみといったものを引き起こします。
そういった部分を踏まえると、普段の塩分の摂取量を見直さなければいけません。
心臓の弱い方が減塩食を食べるのはこういった理由があるからです。
4.4 食材の調理方法
食材によって加熱すると栄養分が少なくなったり、加熱しても大丈夫なものがあったりします。
それを把握した上で個々の食材に応じた調理方法を行っていきましょう。
スープダイエットでフルーツや生の野菜を摂取するのも代謝や消化をサポートする酵素を摂取する目的があります。
5.美味しいスープを飲んでダイエット成功を
スープダイエットは野菜を効率よく摂取する効果的なダイエット方法です。
脂肪燃焼を促し、理想の体型に近づけてくれます。
ダイエット中に普段の食事メニューを見直すきっかけになると思うので、是非一度試してみてはいかがでしょうか?
スープで美容に良いビタミンCやカリウム等も摂取できるので、おすすめです。